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West Viewの愉しみ… 「セントレジス大阪」グランドデラックスルーム [-セントレジス大阪]

六甲山脈まで見渡せます…

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窓際のソファにごろんとなりながら、午後の日射しをたっぷりと浴びてみたりして。









色々あったチェックインでしたが、いよいよお部屋に向かいます。
セントレジス大阪のお部屋タイプは、スイートタイプの部屋を除くと3種類になります。

 ・デラックス(43㎡)
 ・グランドデラックス(51㎡)
 ・グランドデラックスプリミエ(46㎡)

グランドデラックスよりも部屋面積が狭い部屋に「プリミエ」と名付けられていますが、プリミエタイプのお部屋はいわゆるコーナールームで、片側サイドがビューバスになっているらしいです。
2方向を堪能できるうえに、ビューバスであることが自分の気持ちをプリミエに向かわせましたが、このタイプはツインルームのお部屋。一人ステイではダブルベッドの方が良いのと、おそらくお部屋でのんびり、という時間は今回も短いだろうということ(つまり、ビューバスを何度も堪能する時間はなさそう、ということ)、さらには、ホテルスタッフの方にも伺って、この日の眺めが一番良いとお墨付きをいただいたのがグランドデラックスのタイプだったということもあり、今回は予定通り、グランドデラックスルームにすることにしました。
ちなみに、グランドデラックスタイプはキングベッドのタイプのみになるようです。(普通のデラックスカテゴリーにはツイン、キング両方あるようです)

もっとも、本当にセントレジスの世界観を堪能するには、通常タイプのお部屋よりもスイートタイプをチョイスする方が、ホテルの目指すコンセプトと合っているのかもしれませんが…

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降り立ったフロアは23階。17~27階がこのホテルの客室階層になりますので(27階はスイートタイプのみ)、真ん中よりも少し上の階層になります。
そして、エレベーターを降りてすぐ右に行った部屋番号2301号室が、今回のステイルームになります。
(おそらくですが、各階層、部屋番号末尾「1」が、このタイプのお部屋になるのではないかと思います。)

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(ちょっとピンぼけ、カメラも写りこんでてごめんなさい…)

23階のお部屋案内図は上の写真のとおり。自分の部屋(2301)の他、全15室で、2317号室がこのフロア唯一のスイート、「グランドデラックススイート」だと思われます。東西、南北は基本対照になっているようで、それぞれのコーナーにある4つのお部屋がプリミエタイプですね。
末尾「4」と「13」が抜けているのはやはり縁起の悪い数字だから…ということなんでしょうが、スイートの「17」の次が「20」になっているのは、何故なんでしょう。(この23階だと17号のお部屋が通常の2部屋分だと思いますので、そういう順番でいくと次は「19」ということになると思うんですが…理由は定かではありません。)


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最近のホテルでは当たり前になったタッチキーをかざして部屋に入ると、その向こうには、早くも広々とした眺望が…

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そして、こちらがグランドデラックスルームの客室になります。
窓側からベッド側を撮影した全景は上の写真のような感じですが、逆サイドからお部屋をみた様子は一番最初の写真のようになります。
何枚か写真を撮ったのですが、すでに夕方16時を過ぎており、西日がかなり入ってきたせいで、逆光になって写真をうまく撮ることができませんでした。そう、このお部屋はWest View、西向きになります。
セントレジス大阪の建物自体は4方向いずれにも部屋タイプを持っていますので、4回泊まると全ての方角のビューを体験することができます。北は梅田方面、南はなんば方面、東側だと大阪城方面のビューになり、そして、こちらの西向きはというと…


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広々とした景色の向こうに見えるのは、兵庫・六甲山系方面ということになります。
このホテルができた大阪本町地区は条例によってこれまで高い建物がほとんどありませんでしたが、今回の再開発で「セントレジス」が入居するならば、ということでこの高さが認められたという経緯がある…らしいです。(本当かどうかは定かではありません)
確かに、前を遮る高い建物がなく、本当にはるか彼方まで見渡せます!

ただ…
上の写真の一番左にちらっと写っている高い建物、西本町に建設中のオリックスのビルが邪魔をしてしまっていて、一面に広がるWest View!となっていないのが非常に残念ですね。こればかりは如何ともし難いのですが、折角の眺望が北と南に分断される形になってしまいました。

(返す返す申し訳ありません。本当なら全景をお見せすべきところであるのでしょうが、この時間に撮った写真の全てがうまく撮れておらず、全景を撮影した写真は後ほどの記事でお見せ出来ればと思います)

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お部屋に案内されてすぐ、こちらのサービスの売りのひとつでもある「バトラー」さんが、ウェルカムドリンクを持ってきてくださいました。フロントから案内してもらったスタッフさんにドリンクのオーダーをしておいてから、5分ほどで来てくださったので、対応のスピードとしてはまずまずです。
しかし、この時ご挨拶をしてくださったバトラーさん、その後チェックアウトするまでの間、(こちらからのリクエストをそれほどお願いしたわけではないんですが)一度も再会することがありませんでした…
バトラーサービスの本当の良さを感じるには、一泊の滞在では短すぎるんでしょうかね。

余談ですが、バトラーではない、フロントから案内してくださったホテルスタッフのHさん(女性です)。
この方、ホテルマンとしてはまだまだこれからなのかもしれないけど、対応してくださった一連の時間、関西の方らしく、非常に楽しく(時に笑いまじりで^^)、テンポの良い説明をしてくださって、個人的には非常にいい接客を受けたなぁ、という感想をもちました。
相手の目を見てしっかりと話してくださり、自分の話す内容にも耳を傾けながら表情を変え(「共感」のときはいい笑顔、こちらが意見を言う時には真剣なまなざし…など)、真摯に対応してくれたその様子に好感が持てました。

さて、お部屋の中の様子をご紹介します。

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窓際に大きく置かれたカウチソファ。ここで過ごす時間がとても多かったような気が…
幅は決して広くなく、油断してうたた寝しちゃうと落っこちてしまいそうな気もしますが、クッションのある奥側を頭にして横になりながらぼうっとしたり、ソファに腰掛けて外の景色をのんびり眺めたり…と、個人的には非常に使えるものでした。
惜しむべきは、小さくてもいいからミニテーブルが傍にあると、なお良かったですね。

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メインのベッドはシーリー社の特注のもの。
キングサイズのベッドはいわゆる上から見ると正方形。広すぎて、毎度のことながらフルに使いきれません^^;
リネン、クッションいずれも真新しいもので、寝ていて不満を感じることはありませんでした。
ピローサービスも充実していて、枕以外にボディピロー、ネックロールなど全11種類が用意されており、バトラーサービスでリクエストが可能です。折角のバトラーサービスなので、見せてもらえば良かった…

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ベッド上部にかけられた壁紙が、日本らしさを演出してますね。かなり綺麗でした。

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電話のボタンの左下の赤いランプがバトラーサービス直通のダイヤルボタン。ハンズフリーの会話もOKです。
そして、今時のホテルはここまで来たか!というのが、ベッドサイドに置かれたコントロールパネル。ボタンではなく、パネルです。
フラットになっていて、それぞれにタッチすることでカーテンの開閉やライトのオンオフが容易にできます。
反応が一瞬遅れるので「あれ、タッチできたのかな?」と思ってしまうこともありましたが、それぞれの案内が日本語で見やすく書かれているのも(日本人にとっては)良いですね。
ただ、そうであっても、ちょっとご年配の方だとやはり使いづらいという声もあるらしく、一部のライトは昔ながらのスイッチ式になっています。


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TVは通常左写真のようにクローズされていて、上下スライドで右写真のように出てきます。TVを使わない場合は閉じておくと非常にすっきりするし、開閉扉ではないので、開けた扉が邪魔になることもありません。
そして、DVD…ではなく、Blu-rayデッキ!が設置されてました。これからのホテルはBlu-rayの設置有無というのもチョイスするためのひとつの材料になるのかもしれません。

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デスクはTVの左側に配されてます。

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左写真の白い箱の中に宿泊約款やサービスご案内の書かれた説明書が収納されてます。上に置かれているのはバトラーサービスの案内。

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ちょっと小さくて分かりづらいかもしれませんが
24時間バトラーサービスの内容として

 ・アンパッキング/パッキング(荷ほどき、荷造り)
 ・ビバレッジサービス
  (ウェルカムドリンク、モーニングドリンク)
 ・ウェルカムプレスサービス
  (到着時一着無料)
 ・シューシャインサービス
 ・ピローリクエスト
 ・新聞
 ・コンシェルジュサービス

などが代表的に書かれてます。

バトラーサービスと謳っていないホテルでも、最近の
高級ホテルではけっこう標準的なものが多いので
特に目新しい感じはしませんでした。



これらは本当に一部のノーマルなサービスで、実際にはゲストの(ちょっと我が儘まで含めて)どこまで対応してくれるのか、
そのあたりがもっとわかると良いのでしょうが、いかんせんこういうサービスを使うことにはあまり慣れてないもので…


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レターセットも、ちょっと重厚なケースに入れられてます。
そんな中、ミネラルウォーターが「いろはす」だったのが…(笑)
これは、ラグジュアリーな雰囲気にちょっとした「日常感」を添えてくれました。(普段からいろはす、飲んでるので)
環境に優しいペットボトルを使っていますよ、というホテルのアピールなのかな?

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お部屋の反対側に置かれた、金色の観音扉。こちらにはホテルアメニティや冷蔵庫が。

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上部にはポット、アイスボックスや茶器、ティーカップなどが。下段は冷蔵庫になっています。

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冷蔵庫は上の写真にあるように、手前の扉側のボトル類が見えるようになってます。
シャンパン8,000円、ワイン(白)5,000円、ワイン(赤)6,000円(赤ワインは冷蔵庫の横のボックスに入ってます)
リカー類(ミニボトル)は1,400~2,000円で、一番気になるビールのお値段は…1,000円!
ジュース類は600円と、こちらはもう完全に高級ホテル仕様のお値段。

ホテル正面玄関から徒歩数十秒のところにファミリーマートがあるので、そちらで300円未満の「プレミアムモルツ」を買ってきて、ひっそりとこちらで冷やして、いただきました(笑)

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ネスプレッソマシンが標準装備で付いているのはいいですね。
ただし、説明書きがどこにも置いてありません。普段から使い慣れてればともかく、そうでない方はコーヒー入れるにも相当悩んでしまうと思います。バトラーサービスに頼めばいいんでしょうが、いちいちコーヒーを自分で入れるのに呼ぶのははばかるという方も多いはず。説明書きを置いているのは標準でしょう!(これは、きちっとリクエスト事項としてホテルに伝えておきました)

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鉄瓶急須も今やスタンダード?(ちなみに、お茶パックは京都福寿園のもの)
不便なのが、こうやってお茶やコーヒーを入れるのに、それを置くためのテーブルが傍にないため、狭々としたこのスペースで作業をするのがとてもやりづらかったこと。テーブルはお部屋の正反対側になるため、そこまで運ぶのも人によっては大変そう…

ハード類は最近のホテルらしく、新しさも交えていい感じでした。
個人的には不満はあまりありません。
ただ、使い勝手という点では、かなり改良の余地があるかもしれません。他のお部屋を見てないので、この部屋タイプ特有の事情なのかもしれないですけど。
リクエストした点の改良が望まれるところですね。

お部屋紹介、次回も続けてお届けします。


つづく


セントレジス大阪のご予約はこちらから


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コメント 16

ゆうみ

すんばらしい。
この贅沢な空間に男一人で泊まるなんてもったいない。
なんてことしてないよね?
じぃ~~[壁|_-)チラッ
by ゆうみ (2010-10-21 00:01) 

ホタルの館

大阪城の方角だと、私の家が写るかもw
by ホタルの館 (2010-10-21 05:12) 

お茶屋

おぉ・・・これまたおしゃれな感じの鉄瓶ですね☆
by お茶屋 (2010-10-21 10:38) 

夢空

詳しい説明でワァ──o(。´・∀・`。)o──ィ♪。
今度、大阪拍の時は利用しようかなっと考えていたので・・・。
続きも楽しみです☆
by 夢空 (2010-10-21 12:58) 

mayu

素晴らしいですね~もう、しんりゅうさんの記事を拝見しただけで泊まってる気分になりました!
ありがとうございます、いつか泊まりたいなぁ・・・

by mayu (2010-10-21 14:14) 

citron

新しいだけあって設備は悪くなく見晴らしもいいですね!
でも使い勝手が悪いのはマイナスですね~。こまごましたところで
やるのはかなりやりにくいし、説明書がないのも困ってしまいますね。
いちいち呼びたくもないしかといって飲めないでは・・・。
スイートでなくてももう少し使い勝手がよいといいですよね。
ウ~ン、迷います。どうしようかなぁ?

by citron (2010-10-21 15:50) 

baby_pink

ベッドからの景色最高ですね^^
このまま帰りたくなくなっちゃいますよね~
でも こういう寛ぎの時間ってほんと大切ですね✿
by baby_pink (2010-10-21 17:53) 

sak

お部屋、素敵ですね
ミネラルウォーターがいろはすって
なんだかびっくりです(^^
by sak (2010-10-21 20:18) 

ハイマン

一枚目の窓から差し込む光がいいなぁ~
by ハイマン (2010-10-21 21:48) 

みち

窓が大きくて開放感がありますね。
このお部屋の色使い、好きです♪
バトラーサービスって初めて知りました。
ピローが選べるのってイイですね^^
by みち (2010-10-21 23:01) 

さがちゃん

セントレジデンス、ここまで詳しい自腹での紹介は
しんりゅうさんが初めてかな~?
ところでスパじゃなくてエステルームなんですか?
気になりまーす^-^
by さがちゃん (2010-10-22 00:24) 

たかれろ

有意義な時間とお金の使い方ですね^^b
by たかれろ (2010-10-22 00:28) 

フェイリン

いろはすじゃなくて大阪の水(だったかな?)というオリジナルのお水があるのですが、
そういうご当地を置くか外国産の方がいいですね。なんだか中途半端だわ。
BDはいいですね!
by フェイリン (2010-10-22 09:46) 

あやっぴぃ

ホテルでは水、旅館でお茶が基本ですが、
福寿園のお茶があったらいれてしまうかも^^
by あやっぴぃ (2010-10-22 14:47) 

chunta

何で 呼ばないの~
羊さんを見たいのにぃぃぃ  笑
そして どれだけ言ったら 怒るか
ドコからが有料かを探るのよ  (-m-)ぷぷっ
by chunta (2010-10-23 00:44) 

mire3030

これがあのセントレジスのお部屋なんですね~☆
ステキです♪

とっても詳しい説明なので 自分が泊っているのを
想像してみました ^^
いや~~、 いつか泊れたらなぁ♪
by mire3030 (2010-10-23 23:59) 

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