Heavy? or Light?...星のや東京 インルームダイニング [-星のや東京]
普段はLight、だけど...
旅すると、朝はHeavyなくらいがちょうどいいかも?
7月オープンの星のや東京をご紹介してきましたが、今回が最終回。
最後は皆さん気になる「食事ってどう?」なのか、をご紹介します。
本当はこちらの地下1階にある「ダイニング」をご紹介したいところですが、前半の記事でも書いたとおり今回はダイニングでの予約を入れることができませんでした。
平日だとこの周辺はオフィス街ということもあり、ちょっと外に出れば食事ができるところも沢山ありますが、宿泊当日は日曜日で、隣接するグランキューブもお休みだったりします。
東京駅の方や神田あたりまで出れば食事できるところもあるのでしょうが、折角泊まっているので、こちらのインルームダイニングをご紹介します。
ただ、開業して間もないからなのか、元々宿泊客室数が少ないからかは定かでないですが、ルームサービスでのメニューはあまり多くありません。
時間限定(17~21時)のメニューは、ご覧の内容のみ。ちょっと寂しいです…
このほか、24時間オーダー可能なメニューとしては
・鮭とイクラの親子茶漬け
・鉄鍋肉うどん
・冷やしぶっかけうどん
・星のや東京カレー
・豆と雑穀のサラダ
・シャルキトリー/フロマージュ/野菜チップス 各盛り合わせ
・季節のフルーツとソルベ
これだけです。
あまり選択肢が多くないのが、正直かなり残念ですね。
これからメニューが増えてくることを期待したいところです。
さて、今回の夕食はそんな中から、以下のメニューをチョイスしました。
と、その前に…
お部屋の椅子とテーブルは、食事の際には、こんな形で組み合わせると、一人ステイの場合は立派な(?)ダイニングテーブルになります。
2人の場合はこれだと小さいので、別テーブルを用意してくれると思いますが、なるほど、こんなふうにすれば、ちょっと違ったリビングでの過ごし方もできますね。
選んだのは、先ほど24時間メニューでご紹介した「豆と雑穀のサラダ」と、もう一品。
豆と雑穀、といっても、それらは葉野菜の下に埋もれてしまって、かろうじて見えるといったとこでしょうか。青野菜だけでなくきのこや根菜も入っていて、かなりのボリュームがあります。2人でシェアしてちょうど、ぐらいの感じでしょうか。
でもお腹が空いていたのもあり、何の問題もなく完食、しました~(^^
こちらのジュースと冷たいお茶は、お茶の間ラウンジから持ってきてもらったもの。無料です。
(そういえば、置かれていたルームサービスメニューの中に、ドリンクメニューがなかったなぁ…)
そして、もう一品は、
ステーキ丼!
がっつりお肉をどんぶりでいただきました。温泉卵が添えられていて、これを崩してわさびと醤油だれでいただくのですが、うん、なかなか美味しかったです。
でも、ルームサービスを頼むのはちょっとヘビー、もっとライトにお夜食を欲しい、なんて時もありますよね。そんな時は…
お茶の間ラウンジに、お夜食用の「マグ麺」が用意されてます。
(夜はスタッフ常駐がなくなるので、誰でも好きな時に作れるよう、お茶や水と一緒に置かれています)
こんな感じでマグの中に麺を入れ、お湯を注いで3分でちょっと小腹が満たせるおいしい麺の出来上がりです!
さて、夕食はお部屋でなくても外へ…となるところですが、朝食はどうでしょうか?
こちらも、HeavyとLightの2コースがあります。Heavyは料金かかりますが、しっかりとした朝食。Lightは無料でささっと…という時に。
で、まずはお部屋での朝食から。(ちなみに、地下1階のダイニングは朝食時は開いていません)
朝食は和朝食、洋朝食いずれか選べます。(各4,000円)
今回はやはり旅館なので、和朝食で。
朝食は、こんな感じで食事用のテーブルセットをスタッフさんが用意してくれ、そこに重箱に入ったお食事が並べられていきます。
こんな感じで、お部屋のテーブルも使って「簡易ダイニング」の出来上がり!そして…
こちらが和朝食のラインアップ!
お釜で炊きあげられたごはんと、お味噌汁ももちろん、付いてます。お釜の右にちょっと見えるのはお茶の入ったボトルで、温かいお茶がいただけます。
こちらが和朝食のメインとなる焼き魚、とき知らず(鮭)。厚焼き玉子と煮物が付いてます。
これ、ご飯が進みました!
小鉢が4品。豆腐や漬物など朝食としては十分ですね。
こちらはサラダ。洋朝食もこれは付いているのではないかと思いますが、うん?
昨晩いただいたサラダと、基本同じ?
デザートのフルーツとプリンです。(こちらも洋朝食には付いてくるものと思われます)
朝食としては十分な量と種類で、色も鮮やかですので、きちんと朝をいただきたい人にも満足いただけると思います。
ちなみに、予約は前日までに時間とあわせて指定することが必要なので、お忘れなく。
食事が終わった後、ドリップコーヒーをお茶の間ラウンジから持ってきてもらいました。(こちらも無料)
でも、朝はそんなに食べないという方、あるいはこれだけ食べてもまだ足りない方には…
ここ、お茶の間ラウンジで、軽い朝ごはんが用意されます。(7~10時)
おむすび2個にお味噌汁、ちょこっと漬物。
まさにライト、な朝ごはんです。
おむすびは、この日は鮭とこんぶ。お味噌汁も豆腐と油揚げのあっさりとして、でも、ちょっと懐かしい感じの味でした。
出発が早い人なんかは、こうした朝食が出がけにさっと出てくると有難いでしょうね~。
おかわりできるのか、までは聞きませんでしたが(すでにがっつり朝食をいただいていたので)、もしできるのならば、ここでヘビーにお米をいただくのもありかな?
ということで、星のや東京の滞在記はこれにて終了です。
全般的にみて、宿としては新しい木や畳の匂いに囲まれ、温泉も堪能でき、何よりも部屋だけでなく施設内を靴やスリッパを使わずに過ごせるのは、とても良いと思います。
サービスも、多少のことはもちろんあったものの、星のやらしいサービスの数々が詰まっており、かつ、スタッフの多くの方もフレンドリー(礼節を持ったうえでの)に接していただけ、滞在上の不満はほとんどありませんでした。
ただ、お部屋の広さや食事メニューの少なさなど、ちょっと残念な部分もあり、その割にお値段はかなりいい値段なので、正直ベースでいえば、気軽に泊まれるという感じでもないかな…
お部屋に関しては、友人に写真を見せた際に「ラブホテルみたい」と言われて、そういう感じも確かになくはないかな…と。このあたりは好みが分かれそうな感じもしますね。
(写真が光あたってしまってすみません)
この大手町という場所、すぐ近くには昨年オープンのアマン東京、そして、内堀通沿いには非常に人気の高いパレスホテル東京という強力なライバルがひしめいています。さらに丸の内や神田方面にも数多くのホテルがある中、星のや東京がどこまで「らしさ」を保ちながら、これらの強いハードとサービスを持つ競合に挑んでいくのか、目が離せませんね!
(おわり)
※ちょっと間が空くかもしれませんが、この後も新たなホテルスパのご紹介は続きますので、ぜひご覧くださいね!
星のや東京のご予約はこちらから
おー、早くも星のや東京に泊まられたんですね。
詳しいレポート、ありがとうございます。
まぁ、ここに自分が泊まることはないでしょうね。
竹富島には一度泊まってみたいですね。
by 雅 (2016-08-18 21:33)