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新木の香り漂うラウンジ...星のや東京 ロビーフロア [-星のや東京]

あたらしい木の匂い、畳の匂い...

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広々としたこの空間から、星のや東京の世界を感じてみましょう。





7月20日にオープンしたばかりの「星のや東京」、
オープン一週間以内に宿泊するというのは、サービスオペレーション面などで不具合があることが多いので、泊まって正しい評価をするにはちょっと時期尚早なのでもありますが、今回は「早く泊まってみたい」という思いが勝ってしまいました。

この日のチェックインは14時過ぎ。通常のチェックインは15時からなので(チェックアウトは12時です)少し早めなのですが、お部屋には入れるかな?などと思いつつ、エレベーターで2階へあがります。

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鮮やかな朱色のフロント!
そして、ほとんど傷ついていない床の新しさ。新しい宿に来たという実感が湧いてきます。

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チェックインの手続きをする前に写真を撮らせてもらいました。
誰もいないこの時間帯は、他のゲストに気兼ねなく写真撮影ができるので、早く来るのにはこういうメリットもあります。(10分後ぐらいに別のゲストの方がチェックインでいらっしゃったので、セーフでした)

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椅子、そしてクッションの配置の仕方は星のやスタイルそのものですね。
各地毎にクッションの色はその地のイメージを出した色感になっていますが(竹富島の時はカラフルな、リゾートっぽい感じだった記憶があります)東京のそれは、かなり落ち着いた色彩。
宿帳を書くのにこのテーブルを使うのですが、あまりに低くて書き辛い…ボードを用意してもらいました。

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2階フロアの一番奥には、畳を使った舞台があります。
こちらで雅楽や舞などの催しも企画されているようですが、この日はまだオープンしたてということもあり、特にそうした催しはありませんでした。

このロビーフロア、畳のこの場所を除き、全てフローリングの床になっています。
ただ他のホテルと違い、ロビーフロアは原則として宿泊者等この旅館の利用者に限られて開放された空間なので、ならば「畳」張りにしてもいいのでは?と率直に思い、スタッフの方に聞いてみました。
曰く、この舞台も使ったワークショップのようなことを今後考えており、その際には置かれた椅子やテーブルを動かして、教室のような形にすることも必要なので、全てフローリングになっているとのこと。なるほど...

というのも、

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舞台と真反対の側に見える扉。この向こうには「講堂」と呼ばれる場所があります。

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ご覧のように、机と椅子が向かいに並べられて、ここでちょっとした会議や勉強会などもできるようになっているとのこと。家族限定の集まりなどにも使えそう。多目的に使えるこの場所は、宿泊者限定で、予約が入っていなければ使うこともできるらしいです。
こんだけ広いスペース、そうそう使わねばならないイベントもないでしょうが…
障子は閉め切っていますが、開けると向こう側は窓になっていて、外の景色も見ることができます。
(向こう側はオフィスビル、なんですが…)

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講堂の横には喫煙室があります。
このドアのさらに左手にもドアがあり、その間にはエアシャワーも付けられているので、煙の臭いが外にでることはありません。吸わない人にも優しい造りです。
(ちなみに、館内の喫煙所はここ一ヶ所のみです)

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ロビーの片側には館内販売のグッズ等が展示物のように置かれています。

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星のやオリジナルのお水、そして榮太樓総本舗の飴は、誰でも好きなだけいただくことができます。
その横には日本、東京を紹介した書籍類が。個人的には読むというより「雰囲気」を楽しむ、かな…

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客室やラウンジ等で使われているアメニティは、購入もできるようになっています。
地元東京の江戸職人の技が活きたブラシ類は、星のや東京オリジナル。

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左(スマホだと上)の写真は、室内アメニティになっている化粧品一式。
クレンジング、洗顔フォーム、化粧水、美容液、保湿クリームと女性の皆さんにとって必須となるベースケアの製品は「Lirio」というオリジナルブランド。資生堂との共同開発だそうで、全て水溶性の成分を使ったものです。一式で27,000円。
サンダルは、前回記事でご紹介したものです。

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チェックインの際、ご覧のような館内ガイドが渡されます。
旅館内の施設はほぼこれで網羅しています。

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2階のロビーフロアの上は3~16階が客室。各階6室で全84室。この時点ではまだ全ての階がオープンしていなかったようです。
その上17階は大手町温泉を使ったお風呂とスパ。
そして、地下1階がダイニング、になっています。

今回、ダイニング以外は全て利用したのですが、ダイニングだけは使えす...
ダイニングの利用は夜のみで、宿泊プランのうち夕食付プランを選んだ方のみのスペース。見学を申し込んだんですが、断られてしまいました…
6室の個室の他、ダイニングで4卓、計10組のみの限られた方だけのこのスペースでは、浜田統之(はまだのりゆき)氏の織りなす日本のフレンチがいただけます。

ダイニングを使えない場合は、隣接するグランキューブのレストランなどで食事をするか、ルームサービスでの食事になります。大手町という場所柄、周辺施設は土日休みのところが多いので、曜日によってはかなり遠くまで行かないと食事を楽しむことができません。その際はルームサービスで、ということになりますが、こちらも時間帯によっては1時間近く待たされることにもなりますので、お部屋で食事をとる際には、チェックイン時の予約をお勧めします。

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障子が日本の旅館を見事に演出してくれるこのロビーフロア。
障子の向こうは窓ガラスになっていて、開けると外の様子も見ることができるようですが、先ほども書いた通り向こうはオフィスビルなので、通常開くことはないようです。
昼間は外の光が差し込み、明るい障子の雰囲気ですが…

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夜になると、ご覧のとおり、障子の向こうは夜の闇、となるので、ロビーの印象も随分と変わりますね。

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夜のフロントも撮影してみましたが、フロントの後ろにも、細かく作りこまれた壁があることに、この時気づきました。

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ロビーの見学や、宿帳の記入、ルームサービス予約などやっている間に時間は15時。
ようやくお部屋の準備が出来たようです。

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星のや東京ステイ。これから約1日、東京のど真ん中で、旅館ステイを楽しんできます!


(つづく)



星のや東京のご予約はこちらから

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コメント 1

あやっぴぃ

お久しぶりです。すっかり東京の情報に疎くなってて、
星のや東京がオープンしたのも知りませんでした。
鮮やかなオレンジのカウンター、圧倒されますね。
東京に帰ると実家にまっすぐですので、泊まるイメージがなかったのですが、星のやは行ってみたいですね~。
by あやっぴぃ (2016-07-29 16:46) 

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