京都ロイヤルホテル＆スパ「コトラン・スパ」：しんりゅうのスパっ！：SSブログ

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京都ロイヤルホテル＆スパ「コトラン・スパ」　[スパ・体験記（その他）] [編集]

色んな記事が間に入ってしまってますが、まだ終わってなかった京都旅行記…

京都に来ると、いつも色んなところを歩きまわっているような気がします。
今回も、星のやステイをのんびり楽しみながらゆったりと…などと考えていたものの、嵐山花灯路を歩きまわったり、そして、今も坦々麺のお店を探すために駆けずりまわって…
こうなると、1泊2日の旅程でも、相当足にくるもの。
京都旅行の最後ぐらい、違った意味で癒されたい…

そんな中、「スパ」の文字を頼りにやってきたのは京都ロイヤルホテル＆スパ。
ここに入っている「KOTORAN　SPA（コトラン・スパ）」は、あのヤマノが経営している本格的なホテルスパです。

ロイヤルホテルのロビーには、クリスマスツリーが飾られてました。（そうか、これってもう1か月以上前のことなんですよね）
ロビーの一角には、コトランスパを紹介するプレゼンテーションスペースもありました。

エレベーター（かなり老朽化した、古めのエレベーターでした）に乗り込んで、ホテルの最上階となる10階へ。

全く前情報のないなか、これから「コトラン・スパ」に直撃です！（＾＾

ロビーの雰囲気は、さすがにホテルスパ。

　

京都らしい、反物や木をあしらったデザインに、モダンな感じのインテリアが組み合わさり、まさに「京都モダン」といったとこでしょうか。ハイアットリージェンシー京都のように徹底的に洗練された、という雰囲気ではありませんが、なかなかですね。

「予約もしていないんですが、今からスパトリートメントは受けられるでしょうか？」と聞いたところ…
大丈夫！とのこと。
フロントには3人ほど並んでいたんですが、ホテルゲストならいざ知らず、大きな荷物を抱えた男性が飛び込みでトリートメントを受けたい、って言えば、やっぱりちょっと珍しいですよね。一瞬「きょとん」としたような表情をされていたのが印象的です。

ソファに座り、用意されたのは、京都式のお出迎え、立礼を意識したもの。
お抹茶に和三盆の京菓子を用意してもらいました。温かいお茶と、ほんのり甘い砂糖菓子に癒されますね～

そして、ロッカールームにご案内です。

　

非常にシンプルな、ごく普通のロッカールーム。清潔感はありますね。シャワールームは一室のみ。

ここコトランスパはヤマノの系列。ということは、スパ粧材はBiomaris（ビオマリス）です。
ビオマリスにも、男性の肌に合わせたメンズライン「Jonathan（ジョナサン）」が用意されてました。テスター使い放題です＾＾

バスローブは丈がちょっと短めで、どちらかというと女性的なデザインのような気がするんですが…気のせいでしょうか。

着替えを終えたら、隣にあるリラクゼーションルームへ。
写真はありませんが、デッキチェアが緩やかな曲線を描いていて、座りやすい感じでした。
でも、息つく間もなくちょうどのタイミングでセラピストのKさんがお迎えにやってきました。トリートメントルームへ直行です。

トリートメントは全部で7室。カップルルームやジャグジー付のお部屋もありますが、この多くは外に面しています。
これも写真がないのが残念ですが、窓に面していて、そこから見えるは京都東山、大文字山方面の素晴らしい眺望が！
コトランスパはホテルの最上階、10階に位置しているのですが、周りに高い建物がないので、向こうの方の山々が実によく見えます。
「いい眺めですね～♪」と思わず感想が…＾＾

そんな景色を堪能しながら、まずはソファに腰掛け、フットバスからのスタートです。
2種類のソルトを入れたフットバスで足を洗ってもらうと、これまで歩きまわってきた疲れもあって、目茶目茶気持ちいいです！眺めも素晴らしいので、リラックス効果抜群ですね～

このフットバスを受けながら、その日の体調などを聞いていくのですが、
今日のトリートメント、そんなに時間がなかったこともあり、数あるメニューの中から、メンズ用のメニュー「バック＋フット（60分）」にしてもらいました。
その名の通り、背中と足のマッサージになります。普段は上半身の凝りをほぐしてもらうことに重きを置いていますが、この日は足が相当疲れていたので、どうしても足のマッサージを受けたかったので、これはいいチョイスでした～。

そして、トリートメントの前に、粉末状のお香を手ですり合わせ、手のひらを鼻の前に持ってきてこの匂いを味わいます。
これは「塗香（ずこう）」の儀式というもので、身体を清め、リラックスさせる効果があるようです。

そして、トリートメントの開始。うつ伏せになり、バックからのマッサージになります。
いつものことながら、強めでお願いしましたが、最初はちょっと物足りないなぁ、って感じたものの、しばらくすると心地よい感覚が押し寄せてき、すっかりリラックス…

はい、いつもの通り、今日も陥落、してしまいました＾＾；

足を念入りにマッサージしてもらったのは正解でしたね！京都を歩きまわった疲れが一気に取れました。

60分という時間設定は、今の自分にはやっぱりちょっと短すぎましたが、あんまりリラックスしすぎても、この後また新幹線に乗って東京帰るんですからね…

トリートメントが終了し、先ほどのリラクゼーションルームに戻って、エルダーフラワーのお茶をいただきました。気分はすっかり癒されて…＾＾

そして、お会計の際に、なんと、ビオマリスのスキンクリームをお土産にもらっちゃいました！
しかも試供品とかではなく、本物の製品を～♪　すごいラッキーです！
　（注：この記事をアップ日に読まれた方、大変申し訳ありませんでした。この上2行が本来、記事の中に入っていて、
　　　　この後のくだりにつながっていくんですけど…　これがないために、意味がわからない、という方もいらっしゃったと
　　　　思います。申し訳ありませんでした…）

このコトランスパ、先ほども触れたとおり、ヤマノの系列なのでメニューはかなり充実しています。ビオマリスを使ったフェイシャルでは、アンチエイジングケアの代表格、キャビアフェイシャルなんかも受けることができます。
時間があれば、他のも含めて受けてみたかったなぁ～

すっかりいい気分で、スパを後にしました。
うん、なかなかいいスパです。事前のバスルームなどのリラクゼーションスペースはないけれど、京都旅行の締めにここを使ってリラックスしてから帰る、ってコースもありかな？

でも、ホテルを後にしてから、帰りの新幹線の中で改めて明細をみてみると…

　バック＆フット　14,595円
　BMスキンクリーム　3,150円
　ディスカウント　　-945円

…
なんだよ、最初から別料金設定だったんじゃないかよ！

つまり、お値段は16,800円だったんだけど、その中にはあらかじめこのスキンクリームのお値段が含まれていて、それを引いたお値段は実はもうちょっと安かった、というわけなんですね。
これは最後、とってもがっかりでした…
せめて、こんな明細渡されなければ「ラッキー」で済んだのに、ね。

で、これがその「ビオマリス　スキンクリーム（250ml）。
かなりのボリュームがあり、たっぷり使えるので、それはそれでよし、としましょう！

眺めも悪くなく、トリートメントもまずまずだったので、「京旅に疲れたら、こちらで…」なんてご紹介をしようと思ったんですが、この1枚の明細のおかげで、ちょっと減点になってしまいました。

でも、京都旅をすると、かなり歩き回ることもあって足にきます。
事前にしっかりリサーチして、旅程の最後にはしっかりスパ！というスケジュールを組んでみると、いいかもしれませんね！

（つづく）

＜余談＞
一昨日、2/1（月）の夜10時から、テレビ東京系列「カンブリア宮殿」（村上龍がビジネスリーダーを迎えての対談番組です）にて、あの星のや京都の運営を手掛ける「星野リゾート」星野佳路社長が出演されてました。
軽井沢の星のやに48回もステイされた方への「おもてなし」作戦や、旅館再生の事例、そして、外国人観光客の誘致という視点で、「星のや京都」も紹介されてました。
外国人ゲストに向けた「和室でのリラックス」に開発された「畳ソファ」なんかの紹介もされてましたね～

このブログでも、紹介していますので、よろしければご覧になってみてくださいね。

　星のや京都（５）－「山の端」そして「月橋メゾネット」のお部屋も！
　　（テレビで紹介されたお部屋、ここでもご覧いただけますよ）

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