日本流「お風呂」の入り方とは?...アマン東京 デラックスルームのお部屋(2) [-アマン東京]
「お風呂」こそ、日本の伝統文化!
日本の正しい「お風呂の入り方」、あなたは出来ていますか?
ベッドルームでかなりの感動を味わいましたが、バスルームはどうなってるんでしょう?
障子をイメージした引き戸、ですが、実際には日本でもよく見る擦りガラスの引き戸になってます。
バスルームへの繋ぎに障子、というのは、そりゃないか…
ここだけ見ると、ホテルに来たというより、昔ながらの田舎のお家に帰ってきた感じですね。
引き戸を開けると、正面には大きな鏡と、2台のシンク。
広々としていて、使い勝手は非常に良いと思います。
シンクにも、玄武岩を使って、重厚な感じです。ここだけ切り取ると、昔ながらの家のシンクにも見えないことはないか…
でも、このシンクはかなり気に入りました。
水を流したあとの水はけが、気持ちいいくらい良くて、あっという間にはじいてくれます!
このあたりも職人技、ということになるんでしょうね。羨ましいくらい水をはじいてくれて、自分の肌もこのくらい綺麗にはじいてくれればよいのに…なんて、馬鹿なことを考えたりしてしまいました(笑)
シンク周りの備品は、普通に完備されていて、特段変わったところはありません。
歯ブラシ、くし、髭剃りなどのアメニティはシンク下の引き出しに収納されています。
このクラスのホテルだと、足りないものはリクエストすれば極力、すぐに用意してくれるので、ここに予め用意されていなくても困った感はありません。
洗顔料が欲しかったので、客室係に頼みましたが、他のホテル同様エリクシールの女性用アメニティセットを持ってきてくれました。
左手にはお手洗い。ここも特段変わったことはなし、安心のウォシュレット付です。
(日本のホテルで、もうシャワータイプのトイレが用意されていない、ということはありえないのかもしれませんね)
そして、シンクの右手側がバスルームゾーンとなります。
お部屋と平行にスペースが確保されているので、当然お風呂場周りも…
ご覧の通り、明るい!
右手にあるお風呂は、まさにJapanese Style!という感じの洗い場、そして湯船。
その向こうには、大きな窓、見事なビューバスになっています。
高層階ホテルという場所柄、「窓を開け放って」とはいきませんが、それが出来たら最高でしょうね!
ここも段差があるので、注意しなければいけませんが、ここは洗い場との境界線になってるので、これで良いかと。
ただし、ここに扉はないのは、日本スタイルとして見ると、減点、でしょうか。欧米風のバスルームならばいざ知らず、日本の場合は脱衣所と洗い場の間の扉、が普通ですからね。
風呂桶、こしかけはいかにも日本スタイル。外国のゲストには喜ばれそう。
(でも、日本の家庭で、今でも木の桶を使うところって、どのくらいあるんだろうか…)
ここも、いかにも日本のお風呂、という感じです。
身長175cmの自分が、足を伸ばして湯船の端が丁度付く、という大きさなので、外国のゲストだと小さい、と感じる方もいるのかな、と思います。それも「日本らしさ」?
レインシャワーは、めずらしく天井からではなく、壁の端に据え付けられています。
ハンドシャワーは、まさに日本のお風呂のように腰掛けに座って手が届く場所に備え付けられてます。
アメニティは、大正13年創業、神戸の「澁谷油脂」さんで製造されているもの。
天然植物油脂、植物油を使った肌に優しいものとなっています。
日本製のアメニティ、というのもアマン東京ならではのこだわり、ですね。
バスソルトも、きちんと装備されてます。
さて、冒頭にお見せした「風呂」のタイトルが付けられたパンフレットの中身、気になりますね~
これはまた、面白い!
いったいいつの時代?といった感じのイラストに、お風呂の入り方が記されています。
これによれば、①お風呂にお湯を溜めて ②服を脱ぎ ③かけ湯をしてから ④湯船につかり ⑤身体を洗って ⑥再び湯船へ ⑦シャワーでさっと身体を流し ⑧タオルで拭いてから出る
と、こんな感じでしょうか?
概ね正しいのかな?自分は③④のステップを省略し、⑤から、ということが多いけど、確かに、身体を温めてから身体を洗う、というのが正しかったような…
お風呂の雰囲気は、ホテルというよりも旅館をイメージしている造りで、これがアマン流の「その国の文化を表現」するというコンセプトに基づくものなんでしょうね。
ベッド奥には、荷物置き、そして引き出しには浴衣が用意されてます。
これも、海外のゲストには興味深い、嬉しいサービスなのでしょう。2枚ありますが…
それぞれのサイズは大きさが違い、自分が左の(タグに)金色の印が付いている方を羽織ってしまうと、浴衣の裾をひきずってしまう大きさです。身長180cm以上の方用、ですね。右は自分の身体にジャストサイズ、でした。
荷物置きの両脇には、クローゼットがそれぞれあります。セキュリティボックスも当然完備。
バスローブも、サイズが2つあり、左は大きいゲスト用。右側は、女性だと引きずってしまうくらいの大きさなので、もう1サイズ小さいのがあると思います。
(自分より背の低い奥方が、バスローブを引きずらずに羽織られてましたから)
そう、このバスローブで、ホテル内のスパエリア、プールやお風呂へ自由に出入りできます。このバスローブは、非常に着心地よし!でした。これからの季節には、ちょっと暑いかもしれませんが…
ということで、久々のバスローブショット!
いつもよりサイズ大き目、いかがでしょう?雰囲気伝わりますか?
ホテルにしては非常にユニークな感じのバスルーム、いや「お風呂」。
でも、今回は、チェックアウトの前に、湯船にちょっと浸かったぐらいで、ほとんど使うことはありませんでした。
何故かって?それは、やっぱり、スパの…
...続きは、また後日!
(つづく)
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このパンフレットは、本当におもしろい&よくできてますね♪
by お茶屋 (2015-05-05 12:55)
ちょんまげったの髪型に殿はしなくてはいけないの?
by ゆうみ (2015-05-09 11:53)
400部屋程のone of 定宿、昨年全室バスタブ無しに
改装されちゃいました…入浴の作法は、ドアを閉めてシャワーの
蛇口を開ける、以上です^_^
by One-for-you (2015-05-11 05:52)