畑人の朝ごはん…星のや竹富島（６）朝のダイニング

星のや竹富島のちょっと贅沢な朝ごはん、テラス席でいただきたくなります…



ただ、今の季節は「汗だく」ご飯、になっちゃいます(^^;

星のや竹富島の朝ごはん、その名も「畑人（はるさー）の朝ごはん」。



朝の7時からオープンしているこちらの朝食は、10時30分までの時間、予約の必要はありません。
（あえてそう書くのは、これまでの記事で「夕食やアクティビティ等すべてにおいて予約が必要」と言ってきたから…）
竹富島の住人は、主に畑作をして生計を立ててきたことから、その人たち、すなわち畑人（はるさー）が一日の始まりとしていただいたご飯をイメージしているとのこと。
はるさー、は、沖縄の方言で「農家の人、畑で働く人」のことです。

　

レストランには、毎朝8種類の「ミックスジュース」から、セレクトされた3種類が用意されていて、おかわり自由で好きなものをいただけます。

2日目、最初の朝食日は「パッションフルーツとパパイヤ」「バナナ、ヨーグルト、牛乳、ウコン」「パイナップル、ゴーヤ、ほうれん草」の3種からチョイスでした。

　

バナナベースのもの、そして、ゴーヤとほうれん草の入ったジュースをチョイスです。
左の方は、なんとなくお味が想像つくと思いますが、ゴーヤの入った方は、パイナップルが入っているとはいえ、やはりちょっとした苦みがあります。ただ、それほどきつい苦味にはなっていないので、自分は特に気になりませんでしたが、ゴーヤが苦手な方は避けた方がよさそうです。（身体にはすごく良さそうですが…）



初日は「洋食」メニューをチョイスしました。
毎日、洋食と和食、どちらかを選べますが、同じ洋食でも日替わりでメニューを変えているそうなので、メニューが全く同じ、というケースは一週間もステイしないかぎりは大丈夫そうです。
いわゆるビュッフェスタイルはなく、このトレーに乗った分が朝食メニューの全て、です。



こちらのメニュー、一見すると「何？」という感じかもしれませんが、「緑のパンケーキとスーチカのエッグベネディクト　サラダ仕立て　オランデーズソース」。

下に見えるのが緑のパンケーキ。緑の野菜を練りこんだもので、お部屋に通された際のウェルカムドリンクと一緒に付いてきたお菓子と同素材のもの。甘みが強くないので、こうやってサラダ等と一緒にいただいても、パンケーキの味が浮いてきません。
エッグベネディクトと一緒に見えるソーセージのようなものが「スーチカ」、豚の三枚肉の塩漬けです。沖縄では保存食として重宝されているそうです。エッグベネディクトは久々にいただいたのですが、正直それほど感動する味ではなかったかな…


　

タパスとして「フレッシュチーズのディップ」「島豆腐のカプレーゼ」「グルクンのエスカベッシュ」の3種。
右の写真は「かぼちゃのスープ」、そして、さんぴん茶が付いてました。



こちらは「フルーツとアロエのカクテル」。パイナップル、マンゴー、メロン、ドラゴンフルーツ等のフルーツを甘いアロエのカクテルと共にいただきます。
日差しの強い沖縄において、こうしたフルーツの摂取は、ビタミン補給として大切です。
こんなにフルーツを朝にいただくのも久しぶり…

全般的には、「可もなく、不可もなく」といった感じ。
朝ごはんの量としても特別多い、とは感じませんでした。いつもホテルの朝食ではけっこうビュッフェで取りまくってたりするので、このぐらいが適当なのかも…

ちなみに、翌日の洋朝食メニューは

　・ゆし豆腐のパンケーキ（フルーツソースを添えて、パイナップルバター＆紅芋バター）
　・彩り野菜とポーチドエッグ（アリゴと共に）
　・スティック野菜　マグロのマリネとじゃがいものエクラゼ　スーチカとゴーヤのバルサミコマリネ
　・野菜たっぷりミネストローネ
　・季節のデザート

となってました。

次の日（最終日）の朝食は、和朝食をセレクト。

　

この日のミックスジュースは「オレンジ、人参、マンゴー」「スイカ、赤パプリカ、唐辛子」「バナナ、キウイ、ほうれん草、パッションフルーツ」の3種類。
オレンジとマンゴーに人参ってどうなの？と思いましたが、人参独特のにおいはほとんど感じませんでしたね。
スイカの方も唐辛子？って感じでしたが、こちらは確かにちょっとだけ唐辛子の風味がしました。



和朝食は、見た感じは非常に色んな料理が少しづつ盛られています。
こちらの方が「沖縄に来た」って感じの朝ごはん、ですね。

　

焼き物は「鰆の塩麹焼き」と「アーサの出汁巻き卵」。さわら、美味しかったです。
右の写真は「冬瓜の冷やし」。

　

ご飯は「じゅーしーご飯」、沖縄風の炊き込みご飯です。（白飯、白粥も選べますが、沖縄に来たら、やっぱりじゅーしーは頂きたかった…
もう一枚は「長命草、つる草、ほうれん草の白和え」です。
あと、写真はありませんが、お味噌汁は「アーサのお味噌汁」です。

そういえば、最初のトレーの写真、右上に何も乗ってませんでしたが…





これが後からやってきました。
「島豆腐　豚肉巻き」をメインとしたタジン鍋。
お野菜たっぷり、かなりボリュームある一品です。
「じーまみーだれ」「シークワーサーポン酢」のいずれかにつけていただきますが、あっさりした豆腐や野菜に、じーまみーだれが上手くマッチし、美味しかったですよ♪

和朝食は、全部合わせるとかなりのボリューム感。途中でお腹がいっぱいになってしまいました…
完食はしましたが、この日夕方近くまで何も食べなくても平気でした(^^;

和朝食、別の日（前の日）のメニューは以下の通り。

　・グルクンのマース蒸し（梅風味の出汁醤油）
　・餡かけ温度卵/オクラ/海ぶどう
　・パパイヤチャンプルー
　・ラフテーと冬瓜の炊き合わせ
　・五穀米（または白飯、白粥）、車麩の味噌汁
　・季節のデザート

じゅーしーご飯の入ったこの日のメニューで良かった♪



食後はコーヒー、紅茶が選べます（アイスもOK）。


季節によっても変わるこちらの朝ごはん。日替わりで種類が変わるので、最初にある程度のメニューを聞いておいてから、和食、洋食のどちらかをチョイスするのが賢明かもしれません。
「和食が苦手」「朝はやっぱりご飯…」という方にとっては、連泊だと同じようなメニューを何度か食べることになるかもしれないので、その点はご注意ください。

あと、これらの朝食はインルームダイニングではいただけません。
インルームダイニングの場合は、一品料理になってしまいますので、ご注意を。
ただ、がっつり食べない方にとっては、じゅーしーご飯のおにぎり（3個）1,000円など、こうした単品メニューをチョイスして、お部屋でいただくのもいいかもしれませんね。


（つづく）


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