Senba Resort… 「セントレジス大阪」ロビーフロア [-セントレジス大阪]
ここは日本、大阪です…
まるでリゾートに来たかのような、ゆったりとした時間を、御堂筋で感じてみました。
前回のセントレジス記事は、プロローグ的な感じで1階エントランスフロアのみのご紹介になりましたが、いよいよエレベーターで12階のメインロビーへ上がります。
エレベーターホールからの様子。
ロビーまでのアプローチの適度な長さが、ちょっとした期待感を抱かせてくれます。
フロント前まで来ると、外光が建物の中に差しこんできて綺麗な「光と影」を作り出します。
天気が良かったので、ちょうど西に面したこちらからの日差しは少々眩しいくらいでした。
フロント前に配されたソファ。赤いじゅうたんやソファの色がアクセントになっていて、室内の白い壁や床とのコントラストが綺麗。雰囲気は悪くないですね。
でも、スペースは非常に狭いので、チェックアウト等の混雑時には相当ゴミゴミした感じになってしまいそうです。
まだオープン間もない時期でしたので、内部を見学する方が多く、常にだれかがいる状態でした。
フロントを右に曲がるとレストランや客室階へ向かうエレベーターへのアプローチになっています。(一番最初の写真がそれです)
その右手には、上の写真のようなリビングスペースが。
壁の絵はちゃんと見てこなかったのですが、日本画?なんでしょうか。水墨画のような雰囲気がありました。
そして、窓の外に広がるのはこのホテルが目玉のひとつとしている屋外庭園が。
天気の良かったこの日はとても気持ち良かったです。
枯れ山水にしているのはやはり海外ゲストを意識してのことだと思いますが、洋館風な建物とのギャップがどう評価されるのでしょうか、個人的には悪くないなぁ…と思いましたけどね。
右側に見えるのは北側、梅田方面のビル群です。
まだ造成中、といった感もあって、緑が完全には育っていないようではありました。これからが楽しみ、というところでしょう。
庭園脇には、オープンデッキのレストスペースがあり、隣にあるセントレジスバーからそのまま出てきて外でのカフェも楽しむことができます。ただ、このフロア、12階になるので風はかなり強く吹きぬけます。
このあたりも「日本的な演出」?
酒樽が並んでいるのには意味があって、夕方の17時半~18時半、「酒リチュアル(シャンパン・リチュアル)」として、宿泊ゲストに対し日本酒やシャンパンが振る舞われるサービスがあります。
季節限定ということですが、もう少し寒くなるとこのオープンデッキで夕方お酒をいただくには、ちょっときついですよね…
ひとつ下の11階に降りてみました。宴会場(この日は同ビル内に入居しているTASAKIのイベントが開催されていました)の他にホテルのブティックやビジネスセンターがあります。
ブティックではジュエリーやウォッチ等の高級装飾品から、ホテルオリジナルのアメニティ、バスローブ等が販売されています。
まだとりあえずオープンしたばかり、という感じで品揃えはこれから変わっていくのではないかと思います。
こちらはビジネスセンター。インターネット対応のPCやファックスが用意されていますが、インターネットは一日利用で1,900円かかるとのこと。これはお部屋利用も共通しています。
ビジネスユースでこうした高級ホテルに泊まるわけではないので(むしろ、仕事を忘れるために泊まってます)、使うことはありませんが、無料が多くなっている昨今、ちょっと気軽には利用しづらいですね。
ということで、ハード面はスペースがかなり狭いのでゆったり…という感じはありません。ゲストが多い日には窮屈な感じになってしまうかもしれません。
それ以上に、これもオープンすぐという意味では評価するのは無理なのかもしれませんが、スタッフさんのバタバタ感は否めません。
上の写真はホテルフロントですが、巨大な画の下に2組のゲストが対応可能なフロントデスクがあります。
あえてフロントスタッフの写っている写真を載せましたが、自分が宿泊した日、ご覧のように「デスクで電話対応」しているか、デスクにスタッフがいない、という状況でしたね。スタンバイしているスタッフの数も多くありません。
この日は、12時にはホテルに着いていて、13時からのエステルームでの施術(そう、何を差し置いてもまずは「スパ」だったりします^^)を予約してたので、その前にチェックインの手続きをしましたが、そこまでの間はけっこう待たされました。
チェックインはすでに13時には終わっており、お部屋の手配が15時をちょっと過ぎてしまうかもしれませんとの案内があったので、どうせマッサージを受けた後になるので、終わった頃(15時半ぐらいを想定していました)に部屋が準備できてればいいですよ、とお願いしていたんだけど…
15時40分くらいにフロントに来た時には相変わらずスタッフは電話&不在。しばらくぼーっとしていたら、やっと電話を終えたスタッフが声をかけてきたので、お部屋への案内を希望したのですが、清掃状況を確認し、出てきた言葉が「お部屋の清掃が終わっていないので、あと1時間ほどお待ちいただきたい…」
(しかもこの間、自分は立ったまま)
ええっと…
・チェックイン手続きでかなり待たされた(一旦外のスタバでお茶したくらいですし)
・チェックイン手続き終了からお部屋への案内まで3時間近くの時間的余裕があった(終了時間ももちろん伝えてました)
・フロント前で待っていても誰も声をかけてこない
・お部屋が準備できていなく、時間がさらに1時間かかる(どんなに遅くても16時前には終わると言っていた)
・その間、(自分が)立ったままでの説明
開業直後ということを割り引いても、これだけ重なると…
温和に、と言われても無理でしょう。
対応してくれたフロントスタッフの不手際は最後のひとつ(ゲストを立たせたまま)だけなんですけど、全てをそのスタッフさんに対してぶちまけてしまいました。
これから宿泊予定がある方には、ちょっと嫌な話かもしれないけど、このぐらいのことは覚悟しておいた方がいいかもしれません、という意味もこめて、あえて書かせていただきました。
結果的には1時間も待たされることはなく、20分ぐらいでお部屋にはご案内してくれましたけど。
怒りがおさまらない自分の気持ち(そして、追加のお茶代)を抑えてくれたのが、あれこれ探索したがるブロガー魂(笑)、機転を利かせて質問に答えてくれ、11階のスペース(ブティックやビジネスセンター)を案内してくれた別のホテルスタッフ、そして、この灰皿だったかも…
セントレジス大阪は喫煙部屋以外のパブリックスペースは全館禁煙で、唯一の喫煙場所が日本庭園の前にあるこの場所です。ここで外の様子を眺めながらタバコを吸い、ちょっと一息、といったタイミングで「お部屋のご用意ができましたのでご案内させていただきます」との声がこの場所でかかり、ほどなく部屋までのご案内になりました。
バタバタした始まりだったセントレジス大阪、宿泊記はこれからが本番です。
ちなみにこの後「お部屋紹介」「レストラン紹介」、そしてもちろん「スパ!(正確にはエステですが)」のご紹介と続きますので、気長にお付き合いくださいね。
(つづく)
セントレジス大阪のご予約はこちらから
王子が切れたのね。
大丈夫?
by ゆうみ (2010-10-14 13:06)
うわ~、最初にこういうことがあるとちょっとね。
この先に期待しましょう。
by あやっぴぃ (2010-10-14 17:56)
高級を売りにしているのにお粗末。結構ギリギリに新聞で求人出してましたしね。
教育不足です。
立地も何故あんな所か謎です。側のハードロックカフェはよく行きますがw
by フェイリン (2010-10-14 19:55)
そうですか、、、バタバタでしたか・・・。
スタッフ教育は、しっかりとしてもらわないと、、、。
基本、「おかけください」じゃないでしょうか。
笑顔はどうでしたか、、、ひきつっていたでしょうね^^;
by 夢空 (2010-10-15 09:06)
屋外庭園、素敵ですね
確かにあの建物だとよほど工夫しないと狭くなっちゃうでしょうね
そっかぁ...スタッフも(^^;
by sak (2010-10-21 19:56)
オープンしたてって 難しいね
以前にも ヨソで書いておられたものね
ってことはよ?
プレオープンとして 1ヶ月くらい
研修期間に考えてくれたらいいのにね
「この間は半額です」とかだったらさ
確定させるまでのサービス期間に思えるし
新しいからヨシとも思える
ホテル側も 考える時期に来ているのかもね
by chunta (2010-10-23 00:29)