彼方へ続く、ときの凪… 望水「Private Gazebo」 [-望水]
どこまでも続く海原、その先に見えるは大島。
波音だけが聴こえる静かな時間を、ここでも独り占め!
温泉旅館に泊まったら、やはり温泉は欠かせません!
ここ、北川温泉(繰り返しになりますが、「ほっかわ」温泉と読みます)でも、先日ご紹介した岩場の黒根岩風呂、そしてこちらの望水でもたっぷりと堪能させていただきました。
旅館によっては、お部屋毎の露天風呂、なんてところもありますが、望水にはお部屋毎のお風呂は全て内風呂になっています。
でも、宿泊客は基本1回、1時間の時間制で、完全なる「プライベート温泉」を、露天で体験できるサービスがあります。
それが、こちら「ときの凪(なぎ)」。
4階にあるこちらのスペースは、海へせり出すようにしつらえられたプライベートガゼボ。
4つの異なったタイプのガゼボ(東屋)の中から、先着制ですが、プライベートスペースとして約1時間の間、自分だけの温泉ワールドを楽しむことができるようになっています。
通常はチェックインの際に空き状況で順次時間とお部屋をチョイス、なんですが、いくつかの宿泊プランでは、予約時に事前のチョイスが可能になっていて、今回のステイもその特典を利用して、予約時にこちらのガゼボの予約をしちゃいました。
自分がチョイスしたのは、チェックイン直後の13時半からの1時間。その日宿泊のゲストの中でも、真っ先にこのお風呂を体験してきました。
お部屋のタイプは
・ジャグジーバスとミストサウナを備えた「さざ波」
・ひのきの湯舟とドライサウナを備えた「浮舟」
・明るい色調のモダンな「波まくら」
そして、今回自分が選んだのは、最も広くてゆったりとした空間で寛げる、シックな色調のアンティークなガゼボ、「日のなごり」です。
お部屋に到着した後、浴衣に着替えてこちらの入り口を入ると、中の世界は…
ものすご~く広いです!
ホテルのスイート?といいたくなるぐらいの広さのお部屋の中には、オットマン付きの優雅なソファが2脚、窓に向かって置かれています。上の写真の手前にも畳のスペース、そしてゆったり寛げるソファが置かれていて、ベッドでもあろうものなら、ここに十分泊まれるぐらいの広々とした空間です。
化粧台はダブルシンクになっていて、確かにアンティークな感じがしますね。
隣にある洗い場は、シャワーが3基も用意されてます。ここはあくまでも大浴場でなく、プライベートガゼボ。
でも、家族全員で利用するとなれば、このぐらいないと困りますよね。シャワーも蛇口も確かにちょっとアンティークな香りが漂います。
そして、その向こうには屋外の温泉が待っています。こちらの洗い場からも、先ほどのお部屋からも、どちらからでも出ることができます。
屋外の露天風呂、はっきりいって大きいです。5,6人まとめて入っても全然大丈夫そうな広さ、一人で入るのはとても贅沢^^
屋根もしっかりした造り。天井から垂れさがるランプが情緒を感じさせてくれます。
右の写真のように、あらかじめ水とお茶が綺麗なガラスのボトルに入れて用意されています。温泉に入ると熱くなるので、冷えた水がとても美味しいですね。
その向こう側には、相模湾の海が!
もちろん、両側は完全に覆われていますし、4階の高さにあるので、前にせり出したとしても、外からみられる心配はありません。ただし、船の上からだとみえちゃうかも…(^^;
湯ぶねに浸かっている時の目線は左の写真の通り、海はみえませんが、空を眺めながらのんびりと寛ぐのが良いですね。
時間制で約1時間のため、何度もお湯に入ったり出たりを繰り返すと、あっという間に時間オーバーになっちゃいます。
正直、もう1時間寛げると嬉しいかもしれません。いや、半日ぐらい貸し切ってのんびりしたい、というのが本音かも…
(通常は1時間ですが、さらに1時間の延長が可能なプランもあるようですよ)
プライベートガゼボだけでなく、大浴場も2種類あって、それぞれゆったりと寛げます。
夜の12時を境に男女入替になりますので、朝と夜、それぞれのお湯を楽しむことができるので、是非堪能してほしいです。
こちらは、岩風呂「石楠花の湯」の外にある露天風呂。
内風呂ももちろんあります。けっこう広いのに加え、客室数も極端に多い旅館ではないので、ハイシーズンでなければ窮屈な感じは全くすることないと思います。
そして、こちらは檜風呂「椿の湯」の内風呂です。こちらは、翌日の朝に撮った写真です。
屋外の露天風呂で寛ぐのもいいですね。
湯あがりにちょっと一息できるのが、ここ「波の音」。
相方を待ち合わせるのにいい感じのスペースなんですが、時間によってはプラスアルファのサービスも用意されてます。
それが、こちらのリフレッシュメントサービス。
15~18時の時間帯には、左の写真のようなところてんのサービスが。
地元の天草を使ったところてんを、ゆずのポン酢でいただきます。お好みでこれも地元名産のわさびを添えてどうぞ。
右の写真は、朝の7~10時にふるまわれる「採れたて野菜の活け造り」。
採れたてのトマトやきゅうりを天然塩や天城のわさび味噌と一緒にいただけます。朝食前の腹ごなしにもいいかもしれませんね。
さらに、しっとりと落ち着きたい時にはこちらの「月の音」サロンを。
ごらんのようなチェアに深く腰掛けながら、ゆっくりと望水オリジナルの音楽「MOON ROAD」を聴き、気持ちをリラックスさせることができます。
右の写真、左側に写っているステンドグラスは、北川の海にたどり着いたシーグラスを一片ずつ丁寧に繋ぎ合わせたオリジナルクラフトだそうです。海の音が聴こえてきそうですね。
望水の魅力のひとつ、温泉どころを一気にご紹介しました。
今日ご紹介した温泉に、お部屋の内風呂、さらには先日ご紹介した「黒根岩風呂」と、温泉好きな方にとって楽しみが沢山ある「望水」、是非旅の候補に加えてみてくださいね。
(つづく)
伊豆北川温泉「望水」のご予約はこちらから
※次回も「望水」のつづきをお届けする予定ですが、もしかしたら違う記事になるかも…
こちらこそ、ご無沙汰してしまいました。
マイケルもちろん見ておりました。爆
素敵なお写真・・・健在ですね!
これからもよろしくおねがいいたします!!
温泉いきたい・・・です。
朝と夜とで楽しめていいですね!
しんりゅうさんの記事みてさらにあーいきたい。。と思いました!(^^)
by kachan (2010-10-04 00:30)
温泉行きたいなあ~。あーもー行きたい!
次は温泉のある島旅を目指そうかと思いますです!
by ちょいのり (2010-10-04 02:12)
お写真と共に、とても解り易い説明で、とっても心癒されました。
露天風呂もとても広くて、一人1時間いただけるとは・・・ゆっくり
できていいですね^^私もいきたいナ。
by baby_pink (2010-10-04 05:34)
贅沢で優雅な空間ですね(^^
毎年行きたくなっちゃいますね。
by たかれろ (2010-10-04 06:54)
いつもながらに とっても分かりやすいご紹介☆
すばらしいでっす!
by お茶屋 (2010-10-04 12:14)
spa王子ここを独り占めするなんて羨ましい。
いいなぁ いいなぁ
ねーさんも 老後になる前に行きたいよ。
by ゆうみ (2010-10-04 13:57)
あー、こういう贅沢、してみたい。
一休見てみましたが、一人ならともかく、家族4人じゃなー(T_T)
by 雅 (2010-10-06 21:42)
ここに宿泊じゃなく
ただ 1時間のためだけのスペース
もったいない ずーっと居たいね 笑
ウダウダしながら のんびり
優雅で贅沢 退廃的ですよね(*^m^*) ムフッ
by chunta (2010-10-07 00:33)
1人一時間の貸切は嬉しいですね!
ここのお風呂は充実していてお風呂好きにもたまらない
ですね~。海を眺めながらボーとする時間が何よりの癒しでした。
by citron (2010-10-07 11:16)
ゆぅ~くり温泉ひとり占め♪
やってみたいです(^^
by sak (2010-10-21 19:37)