べにや無何有SPA「円庭施術院」で薬師山トリートメント（２）：しんりゅうのスパっ！：SSブログ

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べにや無何有SPA「円庭施術院」で薬師山トリートメント（２）　[－べにや無何有] [編集]

あまりにも前段が長くなってしまい、予定よりも1回多くスパのお話をすることになってしまいました（＾＾；
「お部屋は？」「お食事は？」と、心待ちにしてくださってる方がいらっしゃったら、本当にごめんなさい。
スパ編は今回で終了ですので…

さて、カウンセリングによって決まった「流」（からだのなかの流れが悪い体質）に基づく、薬草の調合によるトリートメント、「薬師山ボディトリートメント」の本編になります。

樟脳、安息香、陳皮、姜黄（ウコン）、そしてレモングラスというベースとなる生薬を

ごらんのような形で配合し、その中に

こちらに並んだ薬草の中から、カウンセリングで判断された「補捨流調」にあった最適な生薬を3つ選んで、調合するのです。

実際に選ばれたのはこの3つ…なんですが、薬草の世界は難しいです。何だったかが思い出せません…

これを混ぜ、晒しで包んで蒸し上げることによって、「薬草玉」が出来上がります。
その薬草玉を身体に押し当てていくことによって、薬草の成分が身体に染みわたっていくことで、体調を整える効果があるそうですよ。
（東南アジアのスパなんかに多い「ハーバルボウル」なんかと似ているんでしょうかね？）

カウンセリングも終わり、いよいよトリートメントの開始です。

いつものスパとは違い、ベッドではないのでフェイスホールなどはもちろんありません。
マットレスの端に置かれたミニ枕に額をあてて、うつ伏せになります。胸からお腹にかけて抱き枕が用意されているので、その上から覆いかぶさり、頭をミニ枕に乗せると、顔をまっすぐ下に向けたままでのうつ伏せトリートメントが受けられるということになるんですね。

マッサージの種類は、心身のバランスや経路を意識した「リラクゼーション」か、浄化やボディメイキング効果の高い「浄化と再生」の2種類いずれかを選べます。しっかりとマッサージをしてもらいたかったこともあり、「浄化と再生」の方を選びました。

足から順にマッサージをしていくのですが、マッサージには煎じ生薬に温泉水、漢方オイル、そして24種類の薬草を配合したオンクチュアクリームを使います。このクリームは、表参道ヒルズにあるスパ「le bois（ルボア）」でのトリートメントでも使っている「羅漢和」のものを使っていますので、東京でも買うことができますよ。

スパトリートメントでのマッサージは2か月近くやっていなかったので、久々の感触に、身体がぞくぞくしてきました＾＾
しっかりと経路を意識しながら、圧のかかった手わざはなかなかのもの。
そして、マッサージの後に用いられる薬草玉は、なるほど、蒸し上げたばかりのものということもあって、ほんのり温かく、とても気持ちが和みます。
さらにはマットレス自体が電気毛布の役割も果たしていて、上と下からくる「温かい」感触に…ひさびさの「陥落」です！

仰向けになってからは、身体だけでなくデコルテ、首、さらには頭部のマッサージ（フィトヘッド）まで入っていますので、本当に全身トリートメントになります。（やってないのは顔、だけ）

120分のトリートメントは、すごく長いような気もしたし、あっという間に過ぎてしまった感じもしますが、本当に癒されました。
静かな中にひっそりと聞こえてくるヒーリングミュージックも、気持ちを休めてくれましたね。

マッサージが終わって、セラピストさんからは、やはり「頭から首までの固さ、そしてコリがすごいですね～」と、いつもの感想
をいただいてしまいました。これはもう、生半可なことでは解決しないのかな…

薬草を使ったトリートメントというのも新鮮でしたし、温泉からスパトリートメントまでの3時間近い時間がまさに至福の時でした。
ここに来たら、是非、ぜひ受けてもらいたいものです。

今回は120分のフルコースでしたが、70分からのメニューも用意されてます。薬師山フェイシャルトリートメント、さらにはボディ＋フェイシャルのフルコースもあります。オーダーメイドトリートメントや、リフレクソロジーまで、全てが充実していますので、2泊以上される場合は、2日にわけて違うトリートメントを受けると、さらに効果が増すと思いますよ。

2年近く前から来たかったこちらのスパ。
とてもいい時間を過ごすことが出来ました～　これだけのために来てもいいなぁ…（笑）

あ、そんな方のために朗報。ここ「円庭　施術院」は、宿泊客以外の外来でも受けることが可能です。日帰りでちょっとリラックスしに…なんて、贅沢な過ごし方ですね。
（東京からだと、さすがにそれはちょっと…だけど＾＾；）

（つづく）

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