星のや 京都（４）－葉雫ダブルのお部屋・２

星のや京都、葉雫ダブルのお部屋のご紹介、2回目になります。



今こうして写真をアップして、記事を書いていても「ああ、よかったなぁ」と思い出してしまいます。
今日は、前回紹介できなかった部分をまとめてご紹介です。



ソファの後ろに、旅館ステイに必要なもの一式が揃えられています。
収納ひとつとっても非常にスッキリしていて、このあたり、ホテルステイに慣れている自分にとってはとっても有り難いです。



星のや京都には軽井沢同様、テレビはありません。
最初はちょっと戸惑いましたが、スイッチひとつで次から次へと入ってくる雑多な情報をシャットアウトして、静かに一夜を過ごすということも必要だなぁ、って感じました。
その代わり、インターネットは無線LANでいつでも利用できますので、必要な方はパソコン忘れずに持っていってくださいね。

CDプレーヤーはきちんと備え付けられてますから、前述のライブラリーでCDを借りるもよし、お気に入りを旅行鞄に忍ばせていくもよし、です。ipodプレーヤーにもなるので、手持ちのipodを繋いで音楽を楽しむこともできます。（自分は、ipod派ではないもんで、このあたり、使い方まではチェックしませんでした…）



この箱、左の木箱にはレターセットが入っています。おもしろかったのが、筆記用具がいわゆるボールペンなどではなく「鉛筆」と「筆」！そして、硯や墨も入っているんです。
（なのに、中身の写真を撮るのを忘れてしまった…すみません＾＾；）
右の金属製の箱には宿泊案内がおさめられていました。

下のキャビネットを開けてみましょう。

　

右側はフリースペースですが、右上に収納されているオーブントースター、そしてホットプレートは翌朝の朝食用のものです。
その隣には湯飲み、コップ、そして「ほうじ茶」のティーバックが用意されてます。
この星のや京都、ほうじ茶とミネラルウォーター（冷蔵庫にあります）は無料で利用できるんですが、コーヒーがありません。
リクエストすれば持ってきてくれたのかもしれないですけど、朝はやっぱりコーヒーが欲しいですね。インスタントでもいいので、是非入れてほしいものです。（いや、せめてドリップコーヒーくらいは欲しいなぁ…）



冷蔵庫の中身は非常に標準的なラインアップ。お酒の種類がちょっと少なめ？
ただ、料金は非常に良心的です。何が嬉しいかって、缶ビールが260円！一部ホテルなんかでは800円ぐらい平気で取ることを考えると、とてもありがたいです。
でも、このお宿、街中からかなり外れたところにあって、ちょっと買い出し…なんてのが非常に難しいので、そう考えれば、このぐらいのお値段でないと、正直かなり辛いですよね。



廊下に用意されていたヒーター。
ちなみに、お部屋は床暖房になってますので、フローリングでも寒さは全く感じません。むしろ、時折暑いかなぁ…っていう時もありました。

　

同じく廊下に配されたクローゼット。
左のクローゼットには、パブリックスペースを行き来するための上衣、そして室内着とパジャマが用意されてます。
右のクローゼットの下には、有線LANケーブル、読書灯、そして、懐中電灯が2本。
この懐中電灯は、夜に敷地内を散歩する時にはかなり大事。灯りはありますけど、やはり山里は相当暗いので、足元を照らすために用意されているそうです。



室内着の下からは「鶴」の絵が！



玄関口を部屋側からみるとこんな感じです。
誰かの家のお宅訪問をさせてもらっているような感じです。こんな家だったら、住んでみたいです！

　

下駄箱がもの凄く大きい…2人用のお部屋なのに＾＾
星のやロゴ入りの傘も用意されていました。一瞬、これを使うか！というピンチな瞬間もあったんですが…
そう、実は自分がお部屋に案内されてからしばらくして、突然のにわか雨がこの嵐山に降り注いできたのです。
「…晴れオトコのはずなのに、この傘を使わなければならないのか？」と危惧しましたが（実際、雲も多かった）、次に自分が外出した時には雨もあがり、その後傘の出番はありませんでした。
星のやのスタッフさんに相当感謝されました＾＾；

あ、余談はさておき、次は浴室回りのチェックです。



浴室は基本黒を基調とした非常にシックなデザイン。これは、「星のや軽井沢」のメディテーションバスをイメージしてのことなんでしょうか。落ち着きがありますね。

　

他の部屋に比べ、浴室の窓が大きめにとられているとうかがいました。浴槽に入ると、大堰川の対岸の様子は見えにくくなるんですが、光が入ってくるのって、ありがたいですね。桶と腰掛が、日本のお風呂って感じでいいです。

　

星のや京都は、昨今の旅館やホテルと同じく、環境保全を意識していて、シャンプー、コンディショナー、ボディソープはこのようにボトル式になってます。床面に置いてあるのは、腰掛けに座って身体を洗う日本人の慣習に倣ったものだと思いますが、外国のゲストの方にとってはちょっと分かりづらいかもしれませんね。
浴槽は非常に大ぶりです。確かヒバの木を使ったものだったと聞いたような…
一人なら余裕、二人一緒だとちょっときつめ、ぐらいのサイズがあります。ただ、お湯を張るのに20分近くかかってしまったような印象で、これは何とかならないかな…って、入浴時に思いましたね。



シンクはシングル。ちょっと浅めですが、スクエアなので、思ったほど水撥ねしません。
ただ、排水がかなり悪くって、これはちょっと…

　

アメニティ類。軽井沢と同じものなのかな？石鹸、歯ブラシセット、くし、シェーバー、シェービングジェル、コットン、綿棒など最低限必要なものはそろえられてます。
右側のドライヤーの横にある黒いものは手鏡です。拡大鏡の代わりですね。



トイレはもちろん別になっていて、ドア（引き戸）を開けると、うぃ～ん、と蓋の開くタイプのウォシュレットです。
もはや、新築ホテル（旅館）でウォシュレットでないところはないんでしょうね。




雲行きが怪しくなり、一瞬雨が降ってきた時間帯の様子。でも、それもまた画になってしまいます。
お部屋の写真を撮りながらも、この景色にたびたび目が行ってしまう、そんな素敵な眺望です。


（つづく）

タグ：嵐山 星のや京都 京都 旅館 葉雫ダブル テレビのない宿 和風のお部屋 旅館の浴室 メディテーションバス

コメント 8

冬の京都、特に京都市内の北の方は、
天候が変わりやすいかもしれません。
晴れていても、東西の通り1本分北に行くと、
雪が降っていたりしますから。
備品は旅館というよりホテルに近いですね。
ホテル好きにとっては、うれしいです。
お部屋を見せていただいた時に気が付きませんでした、
テレビがないことに。
窓の外の景色が、テレビに代わる
エンターテイメントですね。

by gorosan5670 (2009-12-28 00:37) 

私もホテルのことについては詳しく書こうと思って写真を撮るつもりだったのですが、
いかんせんホテルで過ごした記憶が。。。＾＾；
シャワー浴びて着替えるので精一杯の毎日でした（笑）
by gyaro (2009-12-28 03:53) 

全体的に和モダンで黒を基調としたシックな造りなのですね。
とても落ち着きます。
ホテル並みの備品が揃ってて、気分も優雅になれそう..
TVも必要としない、自然のよさを満喫できる立地にうっとりです。
by baby_pink (2009-12-28 07:15) 

和モダンってこういうのを言うのね、きっと。
いいお宿ですね・・・。

今年もありがとうございました。
来年は、しんりゅうさんみたいに
グレードの高いホテルのステイを楽しむ旅ってのも
してみたいです。

では、良いお年をお迎え下さいね♪
by しーちゃん (2009-12-28 09:27) 

素敵なところですね。ゆったりと過ごせそうです。
京都は母が好きで、ここのところ毎年旅行をしていますが、
安いとこしか泊まったことがないので…
たまにはこの様な素敵な所に泊まりたいです。
by michie (2009-12-28 14:10) 

すてきなお部屋ですね。
細かいところにも気配りが感じられます＾＾
和の空間をとてもおしゃれに演出してくれてますね♪
by abika (2009-12-28 18:47) 

筆、ですか…。すんごく下手なんですよ、私(^_^;)
いや、だから、どーしたって話だけど（笑
こちらで手紙を書く方もいらっしゃるんでしょうね。

義母が「京都へ行きたい」と言ってるんだけど、ここに
連れてったら喜ぶだろうな、きっと。
by pica (2009-12-28 19:43) 

木のぬくもりが感じられるお部屋ですね！
by ホタルの館 (2009-12-28 22:32)