星のや 京都(3)-葉雫ダブルのお部屋・1 [-星のや京都]
星のや京都のお部屋は8つのタイプに分かれています。
特別室「月橋」が2タイプ、「山の端」が3タイプ、「葉雫」の2タイプ、そしてシングル用の「水の音」。
そんな中、今回は「葉雫」のタイプのお部屋に泊まらせていただきます!
オープニング期間ということもあったかどうかは定かではないですが、元々の料金設定が平日で59,000円。かなり強気です。
その後、宿泊日が近づくにつれてディスカウントされ、59,000→54,000→50,000円となっていきました。
キャンセルチャージが14日前からかかるので、注意してくださいね。
このお部屋は2人用で、ベッドタイプがツインかダブルを選択できます。
自分はもちろん、いつもの通り、「ダブルベッド」のお部屋をチョイスです。
メインの小道から、ほぼ1フロア分下に降りた場所にこのお部屋はありました。
この場所は手前の118号室と、奥の119号室の2部屋のみの長屋で、他のお部屋と比べると大堰川の川辺により近い場所に建っています。
自分のお部屋は奥にある119号室。手前の118号室がツインタイプ、119号室がダブルタイプの「葉雫」のお部屋になっているようです。
鍵はこのようにおしゃれなキーホルダーにつけられてます。
いわゆる和式の引き戸タイプの入り口を開けると、男女別の草履が用意された玄関になります。
ここで靴を脱いで、黒を基調としたシックなフローリングの廊下を進んでいきます。ここまでは普通の和旅館の趣がたっぷりなんですが、廊下の右手にあるお部屋へ入ってみると…
どうですか!このお部屋!
目の前に大堰川を臨む2面採光、いわゆるコーナールームのこのお部屋。
和のテイストがたっぷりな造りの中に、見事に溶け込んでいるフローリングとベッド、そしてソファ。
和と洋が見事にマッチしたモダンなインテリア!いかにも「星のや」らしい感じです。
障子の付いた窓、そしてその周りを取り囲む欄干(手摺り)。いかにも日本の旅館らしさがあふれたその向こう側には、嵐山の自然をそのままの状態で楽しめる景色が広がっています。
天井をはじめとしたこれらの場所は、きちんと「洗い」がかけられていて、以前からあるにもかかわらず、全く古びた感じを受けることがありません。
こちらはお部屋の反対側。和室にベッド、だと妙な違和感が出るのでしょうが、ここはフローリングになっているため、とても自然に溶け込んでいますね。
余計な飾りのない、まっさらなシーツが、日本的な雰囲気とよくマッチしています。
常にそこにベッドのある安心感、というのは、洋間中心の生活に慣れた自分たちにとってありがたいものです。
そして、ベッドの向こう一面には、桜の花びらをあしらった、桜色の唐紙。とても見事です。
京唐紙の職人である本城さんが丹念に時間をかけて作られた唐紙、とても優しくて心が洗われます。
ベッドサイドのランプも、日本らしさのたっぷりある、行燈に近い感じが素敵で、優しい光を演出してくれます。
ソファは2人掛けで、ここにも日本らしいデザインがたっぷり。紫と山吹色のクッションの色合いも素敵です。
こうした照明ひとつとっても、ホテルでは絶対感じることのできない、日本の旅館ならではのもの。
たびたびこの照明に頭をぶつけてしまったんですが、それさえも懐かしい、そんな感じにさせてくれます。
チェックインの手続きはこの部屋の中で行います。
すぐにお部屋に用意されている「ほうじ茶」を入れてくれました。優しい味わいがほっとさせてくれますね。
そして、これが「葉雫ダブル」のお部屋からの眺めです。
大堰川の向こうには、嵯峨トロッコ鉄道の線路が走っていて、その向こうに嵐山対岸の森がそびえたってます。
この一面は、春になると桜の木が満開になって、とても素晴らしい景色になるそうです。うーん、是非来てみたい!
初冬ということもあって、木々の葉は落ち、どこかさびしい感じもしますが、大堰川の青々とした川の流れる音以外に余計な音は一切ありません。静かで、とても贅沢な空間です。
この手前にあるのも桜の木。春はいったいどういうことになってしまうのでしょう。
とびっきりの贅沢が出来そうですね!
素敵なお部屋紹介、次回も続きます。
(つづく)
いい感じですよねぇ。
(^ー^)/
by きゅんぱち (2009-12-27 00:04)
素敵だねぇ
木材の洗いって難しくて
洗いすぎると 変で
良い加減で 床材も素敵で
良いお部屋だね
by chunta (2009-12-27 00:21)
すてきですね~^^
コーナールームならではのすてきな景観ですね♪
照明やフローリングなどもすてきです。
ここは、どの季節でも楽しめますね。
by abika (2009-12-27 00:51)
明るい時間の窓からの景色もいいですね。
水音が聞こえて、心地いい感じです。
春の桜満開の景色も想像してしまいます。
ますます、泊ってみたくなりました。
by gorosan5670 (2009-12-27 07:21)
桜の季節、新緑の季節、紅葉の季節
そして雪の降っている時
1年を通じて素敵な景色が見えそうですね
by sak (2009-12-27 08:45)
春はお部屋から夜桜独り占めができちゃうんですね〜
高いけどやはり京都に行ったらここですね!
by うさぴん (2009-12-27 10:39)
ほうじ茶・・・
雰囲気も重ねって おいしそう☆ですね♪
by お茶屋 (2009-12-27 10:49)
正に京都満喫ですね。
和モダンで壁紙のピンクのお花模様がたまらなくかわいいです✿*
こういうお宿、2、3泊ゆっくり泊ってみたいです ^^
つづきも楽しみにしていますね。
by baby_pink (2009-12-27 11:01)
デフレの世の中にあっては確かに強気ですね。
室内は余計なものや装飾が目に付かないのが良いですね。
窓からの風景が一層引き立つように感じます。
ここまで行くと嵐山というより保津峡でしょうか。
by サットン (2009-12-27 11:55)
角部屋はポイント高いですね~♪
京都らしさを残したとてもいい感じのお部屋ですね。
予定していた部屋は広くて使わないので部屋を変えました。
一つ安い角部屋(和室タイプ)です。料金的にも安い
しそちらのがオススメですということでしたので。
夕食分ぐらいはうきそうです(笑
桜、紅葉の時期もいいですね。お値段も変わるとか?
時間的に連泊もできないことないですが他にも泊まりたい
とこあって迷うところです。続き楽しみにしています♪
by citron (2009-12-27 16:01)
景色が良く見える
素晴らしいお部屋ですね・・・!
川の流れ、音、鳥の鳴き声
自然、たくさん楽しめそうですね!
by ram (2009-12-27 21:50)
落ち着きますね~(^^)
ゆったり、まったり~~したいです☆
by ムク (2009-12-27 22:37)
洗練された雰囲気のお部屋ですね、でもかなり強気ですね〜二週間前からキャンセルチャージって、どうですか!!本当に来たい方だけどうぞ、ってことなんでしょうか!?
by cookie (2009-12-27 22:50)
これだけ「和」なのに、旅館じゃなくてホテルなんですね。
個人的には畳に寝っ転がりたい、って思うところなんですが。
まぁ、ベッドがあるからいいのかな?
by 雅 (2009-12-27 22:50)
フローリングのパターンも独特で落ち着いた印象ですね。
すごく素敵な雰囲気です☆
by gyaro (2009-12-28 03:51)
唐紙の壁紙素敵ですね。
ワークショップに参加してみたいのですが
なかなか実現しません(><)
フローリングの床の質感も好きです。
ひとつひとつ拘りのあるお部屋ですね。
by michie (2009-12-28 14:16)